メタップス、SaaS一元管理ツール 「メタップスクラウド」をリリース~11月16日より招待制でのサービス提供開始~
株式会社メタップス(本社:東京都港区、以下「当社」)は、昨今のデジタル化により、導入が急増している‟SaaS”を管理することで、企業そして働く人を制約から解放するSaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」をリリースし、2020年11月16日から招待制での先行公開を開始いたします。
メタップスクラウド開発の背景
昨今、社会全体でデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進み、特に企業においては政府主導の働き方改革等に後押しされ、効率化やコストの削減を目的にDXはさらに加速しています。その中でSaaS(Software as a Serviceの略語:サース)と呼ばれるクラウド型ソフトウェアの導入は年々大きく増加し、2020年には2015年の約2倍の905.9億ドルまで市場規模が伸長する予測です。※1 特に2020年以降は、新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの増加・デジタルへの移行加速により、今まで以上の拡大が見込まれます。
こうした効率化の向上やコスト削減を目的としたSaaSの導入が増加する一方、以下のような問題が発生しています。
※1出典:総務省「平成30年版情報通信白書」
SaaS導入の急増による問題
① お金・時間のムダ:
社内SaaSが複数になり、それぞれに非アクティブアカウントや退職者アカウントなどが混在。必要でないアカウントを残していることにより、費用のロスが生まれ、事実SaaSにかけている年間の費用の30%が無駄になっています。※2
さらにそれぞれの運用・保守管理方法がバラバラな状態のため、属人化した様々な保守管理方法をインプット・実行する必要があり、管理にかかる時間のロスが生まれています。
② セキュリティリスク:
働き方の多様化により、オフィス以外の外部ネットワークからのアクセスが増加し、SaaSが多数存在する上、それぞれのアクセスを管理・モニタリングすることが必要になっています。
さらに、一部の社員や部署単位で、使いたいSaaSを独断で導入してしまい、企業として管理ができなくなってしまう「シャドーIT」問題も発生。セキュリティ管理におけるリスクが生まれやすい状況になっています。
※2 出典:Cleanshelf「The State Of Business SaaS Spend」(2019)
メタップスクラウドとは
メタップスクラウドは増え続けるSaaSの複数導入を背景に生まれた、お金・時間のムダを改善する「SaaS管理」とセキュリティリスクを抑える「ID管理(IDaaS)」、の2つの機能を備えたSaaS一元管理ツールです。
SaaS管理
従業員のSaaSの利用状況、かかっているコストを可視化・分析し、アカウントの付与/削除まで一元管理。利用されているSaaSのより効率的な運用が可能に。将来的にはワークフローの自動化も見据えています。
ID管理(IDaaS)
1つのID・パスワードで複数SaaSへログイン可能となるシングルサインオン機能に加え、従業員のSaaSへのアクセス権限の付与(端末やIPアドレス単位)やアクセス状況をモニタリングできるアクセスコントロールを実装。利用しているSaaSのより安全な運用が可能に。
メタップスクラウド連携予定サービス
メタップスクラウドでは国内外大手30社超のSaaSと連携を予定しており、複数にわたるSaaSのアカウント・コスト管理やID管理を一括で行えます。今後も随時連携SaaSは追加され、より効率的で安全なSaaS運用を実現いたします。
メタップスクラウド今後の展開
招待制リリースに関して
今回のリリースでは、来春の正式リリースに先駆けて、メタップスクラウドを先行してご利用頂き、サービスのフィードバックにご協力頂ける企業を募らせて頂き、当社より個別にご連絡差し上げます。
正式リリースに関して
現在2021年春を目途に、メタップスクラウドの正式リリースを予定しております。
会社概要
会社名 : 株式会社メタップス(英文名 Metaps Inc.)
設立 : 2007年9月3日
所在地 : 東京都港区三田1丁目4番地1号住友不動産麻布十番ビル 3階
資本金 : 54億44百万円(2019年12月末時点)
事業内容: ファイナンス事業、マーケティング事業、DX支援事業
本件に関するお問い合わせ先
株式会社メタップス 新規事業グループ
担当:古川・姫野
Mail:pr_mcloud@metaps.com