メタップス、韓国最大級のプリペイドカード・プリペイド型電子マネー 発行管理会社の子会社化に関するお知らせ 〜決済を軸としたFinTech戦略のアジア展開を強化〜
株式会社メタップス(以下「当社」)は、平成28年10月25日開催の取締役会において、下記の通り、当社の連結子会社であるMetaps Plus Inc.(本社:韓国ソウル 以下、「Metaps Plus」)による、Smartcon Co. Ltd.(本社:韓国ソウル 以下、「Smartcon社」)株式の取得を決議しましたのでお知らせいたします。
Smartcon社は、韓国においてオンライン上で利用できるプリペイドカード及びプリペイド型電子マネーの発行・管理事業を展開している企業です。韓国ではスマートフォンの普及と共にスマートフォン端末で利用できるプリペイドカードや電子マネーを使った決済手段が急速に普及してきており、Smartcon社はこの領域におけるリーディングカンパニーとして急成長を続けています。
当社グループがこれまで培ってきたスマートフォンマーケティングやオンライン決済の知見と、Smartcon社の持つプリペイドカードや電子マネーの発行・管理の知見を融合させることで、新たな決済ソリューションの開発や顧客の経済圏の形成をワンストップで支援できる体制の構築を目指してまいります。
また、昨今、日本では、クレジットカードとは異なり与信が不要で、誰でも所持できるプリペイドカードが注目を集めています。2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、官民一体となり決済のキャッシュレス化が推進(*1)されていることが追い風となり、2020年には約16兆円に達すると予測されています(*2)。
(*1) 2014年12月26日 経済産業省発表資料:http://www.meti.go.jp/press/2014/12/20141226003/20141226003.pdf
(*2) 出典:カード・ウェーブ「電子決済総覧 2015-2016」(電子決済研究所/山本国際コンサルタンツ)
◆中期経営方針における役割
当社グループは、「世界の頭脳へ」という企業ビジョンの下、マーケティング事業、ファイナンス事業を中心に独自の経済圏の形成をビジネスモデルとしています。中華圏、韓国を中心に海外の売上高はマーケティング事業の約6割を占めるまでに拡大しております。
先日発表した2020年に向けた中期経営方針において、決済を軸としたFinTech戦略を重点投資領域として掲げており、「決済・通貨・融資・投資・保険・管理」の6分野での積極的な事業展開を進めていく予定です。Smartcon社を子会社化することで、当社のFinTech戦略における「決済」と「通貨」の分野での事業基盤の強化と、ファイナンス事業におけるアジア展開の強化を図ってまいります。
なお、詳細につきましては適時開示をご覧ください。
【会社概要】
■ Smartcon Co. Ltd.
代表者 :Jong-hyun Kim
所在地 :韓国ソウル
事業内容 :プリペイドカード及びプリペイド型電子マネーの発行・流通・管理支援業務
設立年月日:2011年2月
URL :http://www.giftsmartcon.com/
【本件のお問い合わせ先】 ————————————————————
株式会社メタップス 経営企画部
担当:鈴木 聡子
Mail:pr@metaps.com
♦株式会社メタップス
メタップスは「世界の頭脳へ」というビジョンのもと、ビッグデータと人工知能(AI)を駆使して経済やお金の再発明を目指すテクノロジーカンパニーです。決済、広告、メディアなどの事業から得られるデータを軸とした独自の経済圏の構築をビジネスモデルとしています。
代表者:佐藤 航陽
所在地:東京都新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー 30F