情シスからの「自社IT」の提案を「理解できていると思う」経営者は7割以上、一方で情シス視点では?〜経営者・情シスの「自社IT」に関する意識の差が明らかに〜
SaaS一元管理ツール「メタップスクラウド」(https://www.metapscloud.com/)を提供する株式会社メタップス(渋谷区、代表取締役社長 山﨑 祐一郎)は、情報システム部門を有する中小企業の経営者・役員303名、情報システム担当者316名に対し、経営者と情シスの意識比較調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
■情シスに対して、「IT以外(総務や庶務など)も含む幅広い業務」を期待する経営者が37.7%で最多、一方で情シスの回答は16.7%という結果に
「Q1.あなたは情シスに対して、どの程度のレベルの「自社IT」を期待していますか/されていると思いますか。もっともあてはまるものをお答えください。」と質問したところ、経営者(n=303)は「IT以外(総務や庶務など)も含む幅広い業務」が37.7%、「ITに関する経営判断やアドバイス」が27.7%、一方で情シス(n=316)は「日々のルーティンワークをそつなくこなす」が24.4%、「IT以外(総務や庶務など)も含む幅広い業務」が16.7%、という回答となりました。
■他にも経営者からは「経営に役立つデータの提供」や「生産性向上を目的としたシステム開発」など、一方で情シスは「テレワーク対応や社内基盤の強化」や「業務フロー及びプロセスの効率化」などの意見も
Q1で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.自社の情シスに期待すること/期待されていると思うことを自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、経営者(n=285)からは、「経営に役立つデータのタイムリーな提供」や「部署に関係なく、生産性向上を目的としたシステム開発」、一方で情シス(n=232)からは、「若手の育成」や「業務フロー及びプロセスの効率化」などの回答を得ることができました。
<経営者:自由回答・一部抜粋(n=285)>
・59歳:経営に役立つデータのタイムリーな提供。
・60歳:部署に関係なく、生産性向上を目的としたシステム開発。
・43歳:幅広い知識と経験。
・62歳:経営指標のまとめや、課題の洗い出しを期待。
・40歳:システムの安定とセキュリティ強化。
・63歳:業務改革、働き方改革に繋がるITシステムの構築に期待。
・59歳:各部署の業務を理解した上で最適なソリューションの提案ができる、部署のIT上の悩みについて自分ごととして調べて回答ができること。
・60歳:社員のリテラシーの向上。
<情シス:自由回答・一部抜粋(n=232)>
・44歳:テレワーク対応や社内基盤の強化。
・58歳:若手の育成。
・37歳:業務フロー及びプロセスの効率化。
・39歳:社内システムの保守開発。
・43歳:役割にとらわれず全体把握出来ること。
・47歳:現在受け持っている業務の遂行と、チームのとりまとめ。
・27歳:客先の期待に応えること。
・27歳:経験を積み幅広く技術を身につけてステップアップをすること。
■情シスからの「自社IT」に関する提案を理解できていると思う経営者は70.6%、情シスは50.6%という結果に
「Q3.あなたは経営者として/自社の経営者が、自社の情シスからの「自社IT」(セキュリティ強化やSaaS導入の必要性など)に関する提案を十分に理解できていると思いますか。」と質問したところ、経営者(n=303)は「かなりそう思う」が22.7%、「ややそう思う」が47.9%、一方で情シス(n=316)は「かなりそう思う」が8.2%、「ややそう思う」が42.4%という回答となりました。
■情シスからの「自社IT」に関する提案を理解できていると思う理由「普段から情シスとコミュニケーションを取っているため」が最多、一方で、情シスが経営者に「自社IT」の提案を理解してもらえないと感じる理由「提案する場がない」が最多
<経営者(n=214)>
Q3で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q4.経営者として、自社の情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていると思う理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「普段から情シスと積極的にコミュニケーションを取っているから」が57.9%、「自社ITについて、理解できている自負があるから」が30.4%という回答となりました。
<情シス(n=102)>
Q3で「全くそう思わない」「あまりそう思わない」と回答した方に、「Q4.経営者が情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていないと思う理由を教えてください。(複数回答)」と質問したところ、「自社ITに関する説明・提案をする場がないから」が26.5%、「情シスに対するコミュニケーションが少ないから」が23.5%という回答となりました。
■他にも経営者から「リテラシー向上の研修制度を導入しているため」などの理由で、理解できているという意見がある一方、情シスからは「流行りに乗るだけで本質が理解できていない」や「将来の保守効率を考えた開発ができない」などの痛烈な意見
<経営者:自由回答・一部抜粋(n=211)>
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、経営者・役員として、自社の情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていると思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「リテラシー向上の研修制度を導入しているため」や「理解できるように説明してくれるから」などの回答を得ることができました。
・37歳:リテラシー向上の研修制度を導入しているため。
・61歳:理解できるように説明してくれるから。
・43歳:調べるようにしているから。
・43歳:常に提案に対応している。
・63歳:自分自身がIT部門や IT関連業務経験がある。
・62歳:都度、疑問点などはクリアにしている。
・61歳:自分が中心に構築したものであるし、経営者としての考えをもとにシステムを検討したから。
<情シス:自由回答・一部抜粋(n=78)>
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、経営者が情シスからの「自社IT」に関する提案を十分に理解できていないと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、「流行りに乗るだけで本質が理解できていない」や「将来の保守効率を考えた開発ができない」などの回答を得ることができました。
・50歳:流行りに乗るだけで本質が理解できていない。
・56歳:予算内で納める事が最重要とされ、将来の保守効率を考えた開発ができない。
・49歳:リテラシーが低い。
・58歳:ネットの情報やネット広告を鵜呑みにしている事、飛び込み営業にも弱い。
・37歳:あまり話す機会が多いとは感じない。
調査概要
調査概要:経営者と情シスの意識比較調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月13日〜同年5月16日
有効回答:情報システム部門を有する中小企業(従業員数50名〜500名未満)の経営者・役員303名、情報システム担当者316名
「メタップスクラウド」について
「メタップスクラウド」は、増え続けるSaaSの複数導入を背景に生まれた、社内のSaaS利用状況やコストなどの把握を可能にする「SaaS管理」とセキュリティリスクを抑える「ID管理(IDaaS)」の2つの機能を備えたSaaS一元管理ツールです。
サービスサイト:https://www.metapscloud.com/
会社概要
会社名 : 株式会社メタップス (英文名 Metaps Inc.)
設立 : 2007年9月3日
代表取締役 : 山﨑 祐一郎
所在地 : 東京都渋谷区渋谷二丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア
資本金 : 11,238百万円(資本余剰金を含む)※2021年12月末
事業内容 : ファイナンス事業、マーケティング事業、DX支援事業
ウェブサイト: https://metaps.com/
※記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
【サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社メタップス
クラウド推進事業部 担当: 成田・姫野
メール:pr_mcloud@metaps.com